戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、基礎研究から社会実装までを見据えて研究開発を一気通貫で推進し、府省連携による分野横断的な研究開発、及びその成果の社会実装に産学官連携で取り組むことを推進しており、令和5年度から研究を開始することになっています。

SIP第3期の課題の一つである「豊かな食が提供される持続可能なフードチェーンの構築は、“豊かな食”を国民全体の食の安全・安心が担保され、日々の活力ある生活に繋がる食事を提供できる状態と定義し、“豊かな食”を実現するため、①食料安全保障及び②環境負荷低減を通じた「安全・安心な生活基盤」の確立、並びに③健康維持増進を通じた「活力ある生活」の確立を目指しているところです。

本課題は4月に公募を実施し、審査を行いましたが、今般、本課題のうち、研究開発項目E(行動科学のアプローチを用いた質の高い食生活の実現に向けた研究開発)について、7月31日(月)から8月30日(水)までの期間に再公募します。

研究開発項目Eは、本課題において創出される、これまでにない新しい技術や用途等の浸透を目的とした、1)パーセプションギャップの解消を図るとともに、2)食生活の改善に向けた手法の開発を通じて、本課題の成果の社会実装を推進する位置づけです。

詳細については、下記のWEBページを参照ください。

https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/sip/sip3/koubo/ag2023.html

【本件に関する問い合わせ先】
 生物系特定産業技術研究支援センター
 事業推進部戦略的研究開発課(担当:高橋、笹嶺)
 E-mail:SIP3brain@ml.affrc.go.jp