会頭挨拶

会頭あいさつ

第14回日本食育学会学術大会の開催にあたって

この度、第14回日本食育学会学術大会を2026年7月4日(土)、5日(日)の2日間にわたり、中村学園大学(福岡県福岡市)にて開催させていただくこととなりました。本学会役員並びに会員をはじめとした関係各位の皆様方に心より感謝申し上げます。

本学会は、食育基本法制定と同時に設立され、食育に関する基礎的ならびに実践的研究を推進し、食料の生産と消費、食生活改善、疾病予防、食文化の継承、食品の安全性確保と消費者の理解を高めるための食育活動の展開を図り、国民に正しい食生活を示して、わが国の食環境の整備と向上に資することを目的としており、学際的な連携と産官学共同の研究および啓発活動を特徴としています。

中村学園大学での開催は初めてで、福岡県での開催は7年ぶりとなります。学校法人中村学園の学園祖中村ハル先生は長年にわたり教育と料理研究に情熱を燃やし続け、1949年(昭和24年)に中村割烹女学院を設立しました。5年後の1954年(昭和29年)には、本学園の源流になる福岡栄養学校を開校し、現在では大学3学部4学科、短期大学部3学科、大学院3研究科へと発展し、九州・沖縄を中心に食と教育、ビジネスに関する人材を輩出しています。

本学園は博多駅から14分、地下鉄七隈(ななくま)線別府(べふ)駅1番出口からすぐの場所に位置しております。博多、櫛田神社前、天神南の各駅周辺には宿泊施設、飲食店も多数ございますので、学術交流会終了後にぜひ福岡の食をお楽しみください。

第14回日本食育学会学術大会では、「食育の未来をつくる―はかる つながる ひろげる―」をテーマと致しました。本学会は食育基本法制定の翌年2006年(平成18年)に発足し、その後20年に亘り食育の実践及びそれを後押しする様々な分野の研究活動を続けています。本学術大会では、この節目の年に過去を含めた「食育」の現状を把握し、様々な分野がつながり、広がっていくことが重要であると考えました。

大会第1日目は、総会に続き企業協賛によるランチョンセミナーを予定しています。午後は、会頭講演「食育の未来をつくる」、シンポジウム「科学の視点でひろがる食育」です。国民健康・栄養研究所 国民健康・栄養調査研究室 室長 松本麻衣先生、長年にわたり日本食品標準成分表の策定、普及に努めてこられた渡邊智子先生(東京栄養食糧専門学校 校長)、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会座長 佐々木敏先生(東京大学大学院医学系研究科 社会予防疫学分野 名誉教授)をお招きし、それぞれの視点から食育についてご意見をいただきます。夕方には、学術交流会(有料、大学内食堂にて)を行います。シンポジウムの先生方にもお残りいただきますので、ご交流いただければ幸いです。

第2日目は、口頭発表、ポスター発表の予定です。また、最後に再び佐々木敏先生による市民公開講座「その健康情報大丈夫? (仮)」を開催いたします。その他、企業展示、学術相談会など様々な企画をご用意しております。

ご参加される皆様にとって有意義な時間となり、食育の在り方について考える機会となれば幸甚です。運営一同尽力してまいりますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第14回日本食育学会学術大会
会頭 木村 秀喜
(中村学園大学栄養科学部栄養科学科 准教授)

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