会頭あいさつ(2021.05.09時点)

第9回日本食育学会学術大会の開催にあたって(第一報)

第9回日本食育学会学術大会は、学校法人東京農業大学の髙野克己先生を名誉会頭に、東京農業大学農学部デザイン農学科の教員、学会事務局で組織された実行委員が中心となって準備し、令和3年6月12日(土)、13日(日)の2日間、東京農業大学厚木キャンパスにて開催する運びとなりました。開催にあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様、ご協力、ご支援くださいました農林水産省、厚木市、厚木市教育委員会、関連学会、団体、企業の皆様に心から感謝申し上げます。

 本会は、食育に関する基礎的ならびに実践的研究を推進し、食料の生産と消費、食生活改善、疾病予防、食文化の継承、食品の安全性確保と消費者の理解を高めるための食育活動の展開を図り、国民に正しい食生活を示して、わが国の食環境の整備と向上に資することを目的とし、学際的な連携と産学共同の研究および啓発活動に努めております。

 第9回日本食育学会学術大会では、「食育をデザインする」をテーマに、全国の学会員と関連の皆様をお迎えし、食育の意義、最新の情報や話題、食環境を考えた今後の課題など情報提供、意見交換を行う場を設けます。

 特別講演は、東京農業大学教授の森田茂紀先生、農研機構企画戦略本部新技術対策室室長の田部井豊先生を迎え、ご講演をお願いしております。

 シンポジウム(公開講座)は、東京農業大学教授小西良子先生、株式会社ニップン中央研究所長大楠秀樹先生を迎え、有意義な話題をご提供していただくことになっております。

 また、ランチョンセミナーでは、株式会社ロッテ、山崎製パン株式会社から企業の食育の取り組みについてご講演をお願いしております。その他、論文賞受賞講演、口頭発表、ポスター発表、学術相談会、研究交流会と有意義なプログラムを用意しております。

 ご参加される皆様にとって、知的好奇心を満足させ、有意義な時間となり、「食育」のあり方について考える機会となれば幸甚です。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第9回日本食育学会学術大会
会頭 谷口亜樹子

第9回日本食育学会学術大会